脳神経外科

特長・得意分野

当科の外科治療の特徴は、数十ミクロン程度の血管や脳軟膜等、損傷しやすい脆弱な構造物を温存した丁寧な手術を行っている点です。動脈瘤が大型、あるいは複雑な形をしている場合は、バイパス術を併用し、根治するよう心がけています。また、術中に神経機能のモニタリングを行うことで、脳神経障害、麻痺等の合併症を未然に防ぐように心がけています。未破裂脳動脈瘤の術後合併症として、麻痺、脳神経障害、高次脳機能障害などが懸念されますが、上記手術を行うことで精度の高い安全な治療を提供することが可能です。(現在までに未破裂脳動脈瘤31例中、麻痺・高次脳機能障害は0  全例自宅退院されています。)また、くも膜下出血の合併症である脳血管攣縮により、一般的には15%-20%程度の患者さんが虚血症状を起こされますが、当院では手術中に徹底して血腫を洗浄して取り除くために、症候性の脳血管攣縮は2-3%程度しか起こりません。(現在までに14例の治療を行いましたが、症候性の脳血管攣縮は0です。)再発瘤や、大型の瘤で治療が難しいと他院で断られた方もご相談ください。

診療実績・施行実績

2018年5月から 2018年11月まで

脳動脈瘤(直達術) 45例(バイパス併用例3例OA-calcarine, OA-PICA, M3-M3 bypass、A3-A3 bypass)
頸動脈血栓内膜剥離術 4例
浅側頭動脈ー中大脳動脈吻合術 6例
脳動静脈奇形摘出術 2例
脳幹部海綿状血管腫 1例
脳腫瘍 7例
開頭脳内血腫除去術 11例
内視鏡下血腫除去術 3例
血管内手術 14例(血栓除去6例 コイル塞栓術5例 CAS3例)
急性硬膜下血腫 3例
下垂体腫瘍(経鼻) 1例
外減圧 4例
MVD 1例
その他 46例

随時実積をupします。