呼吸器外科

診療体制

 
午前

小森

井上

小森

呼吸器外科担当医第4

午後

小森

診療内容

呼吸器外科は2003年4月県内の民間病院としては初めて標榜しました。2019年3月までは呼吸器内科の常勤医師が不在であったため、呼吸器科として、呼吸器疾患全般の診断・治療もあわせて行なっておりましたが、2020年4月より呼吸器内科常勤医3人の参加により呼吸器病センターとして新たにスタートしました。その後のコロナの流行で多忙となり、2022年4月からは呼吸器内科医と呼吸器外科医それぞれ一人ずつ増員され現在計7人で診療を行っております。

当外科は呼吸器・胸壁の外科として手術等担当しております。
一方、当院は健診センターを併設しており、胸部レントゲン(検診)・CT(ドック)の二次検(精密検査)患者様も多くご来院されます。受診された当日に高解像度320列MDCTによる検査と画像診断の説明を迅速に行なっています。特に早期肺癌の発見には力を入れており当院で発見された肺がんの60%は2㎝以下の早期肺癌で、入院期間1週間以内、5年生存率95%以上の成績です。対象疾患は肺がん以外に自然気胸や嚢胞性肺疾患、縦隔腫瘍、膿胸などです。
現在池田康紀(副院長兼主任科長)、関哲男、小森和幸の3人の常勤医と非常勤:井上裕道(獨協医大埼玉医療センター)で診療にあたっております。外来においては化学療法室にて肺がんに対する抗癌剤治療も行っております。
呼吸器関連の手術に関しては、ほぼ90%は胸腔鏡下手術にて行っています。特に自然気胸。嚢胞性肺疾患に関しては年間25~30例程度の胸腔鏡手術件数があり、軽症から難治性まであらゆる症例に対応しています。
手術に関しては順天堂大学(鈴木健司教授)、自治医科大学(坪地宏嘉教授)の協力体制のもと安全に手術を行っております。肺がん手術のほぼ90%は1週間以内で退院しております。
手術以外にも気管支内視鏡、針生検から胸腔鏡検査など呼吸器疾患全般にわたり専門的対応を行なっております。

対象疾患

呼吸器外科という科は主に肺、縦隔、胸膜、胸壁の外科的疾患を扱う診療科です。疾患では肺がん、自然気胸、縦隔腫瘍、胸膜・胸壁疾患などになります。