腫瘍マーカー
腫瘍マーカー
α-フェトプロテイン(AFP)
肝細胞がんのスクリーニング検査に用いられます。肝細胞がんの他、肝芽腫、ヨークサック腫瘍などでも高値を示します。また、肝細胞がん以外の慢性肝炎や肝硬変・でも陽性になることがあります。
~ 10.0 ng/ml |
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CEA
CEAは通常、胎児の消化器細胞にだけ見られるタンパク質ですが、がん細胞が増殖している組織内でもつくりだされます。消化器系を主として大腸がん・肝細胞がん・胆道がんなど様々ながんの腫瘍マーカーとして用いられます。また、長期間の喫煙によっても上昇する場合があり、注意が必要です。
~ 5.0 ng/dl |
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エラスターゼ
エラスターゼは早期の膵臓がんで高値を示し、同様の腫瘍マーカーのCA19-9では、進行膵臓がんで高値を示すと言われています。併せて測定することにより、より精度の高い検査になります。
~ 300 ng/dl |
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CA19-9
CA19-9は消化器系の悪性腫瘍のスクリーニング検査に用いられます。特に胆道がんや膵臓がんに有効な腫瘍マーカーです。
~ 37 U/ml |
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CA-125
CA-125は卵巣がんに特に鋭敏に反応します。そのためスクリーニング検査だけでなく、治療中や治療後の効果判定の目安としても利用されています。ただし、月経中は数値が上昇する場合があります。
35 U/ml |
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