令和3年度宇都宮記念病院病院指標|宇都宮記念病院

年齢階級別退院患者数

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	７０	７１	１９１	２４７	４５４	７０２	８９０	１１８２	１００７	３９７

当院の入院患者様は、６０歳以上の患者様が全体の６６％を占めており、ご高齢の患者様が多くなっています。年代別の主な疾患は、４０歳以下では消化器系疾患や耳鼻咽喉科系疾患、外傷疾患などであり、50歳以上では腎尿路系疾患が多くなっています。７０歳以上では脳疾患や肺炎などの呼吸器疾患、狭心症や心不全などの循環器疾患の入院患者様が多くなっています。また、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、新型コロナウイルス感染症の患者数が多い傾向となっています。

診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）

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整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
070370xx97xxxx	脊椎骨粗鬆症	122	31.96	24.09	46.72	85.08
070343xx01x0xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎	114	23.05	20.31	7.89	68.6
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）	92	25.75	23.02	2.17	74.07
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）	65	22.94	20.63	3.08	69.25
160620xx02xxxx	肘、膝の外傷（スポーツ障害等を含む。）	29	5.9	6.94	0	66.24

腰部脊柱管狭窄症に対する手術目的の入院症例が多く、次いで膝関節症の症例が多くなっています。
腰痛、坐骨神経痛、膝痛、O脚、股関節痛、跛行、繰り返すギックリ腰、間欠跛行、腰曲がり、膝の変形、外反母趾、変形性足関節症の手術治療を行い、骨粗鬆症の治療にも力を入れています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990421	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）	47	21.02	29.68	51.06	74.09
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）	35	14.71	15.63	42.86	66.17
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）	33	18.18	18.90	60.61	71.24
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷	32	11.94	9.78	3.12	83.16
010030xx01x0xx	未破裂脳動脈瘤	30	18.77	15.26	0	62.57

脳血管障害、頭部外傷などの急性期脳疾患、脳ドックで診断されたり、ご紹介いただいた未破裂脳動脈瘤、脳腫瘍（悪性含む）などの治療を行っています。

呼吸器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040200xx01x00x	気胸	24	12.58	9.86	0	33.54
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎	19	16.37	20.57	26.32	79.63
040200xx99x00x	気胸	14	10	9.28	0	58.14
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍	13	10.69	3.30	0	64.54
040040xx97x00x	肺の悪性腫瘍	-	-	10.47	-	-

呼吸器病センターの開設に伴い、内科・外科一丸となって患者対応しております。肺炎・肺化膿症や膿胸など外科的処置が必要なケースは当科で対応しております。自然気胸に関しては、内科的・外科的問わずほぼ全症例にて対応しています。外来診療においては肺がん化学療法、COPD（慢性閉塞性肺疾患）や間質性肺炎なども扱っております。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx9910xx	狭心症、慢性虚血性心疾患	88	3.17	3.06	0	68.97
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患	-	-	4.36	-	-
050050xx9920xx	狭心症、慢性虚血性心疾患	-	-	3.27	-	-
050130xx9900xx	心不全	-	-	17.35	-	-
050080xx9910xx	弁膜症（連合弁膜症を含む。）	-	-	5.59	-	-

虚血性心疾患に対しては、ガイドラインに則り患者様にも最も有用な治療（カテーテル治療または開心術による冠動脈バイパス手術）を選択しています。
心臓弁膜症に対してはしっかりと保存治療を施行したのち、開心術による弁膜症治療を施行しており、積極的に弁形成術を導入しております。また弁置換術となった場合も積極的に口径の大きい生体弁移植をおこなっております。心臓手術においては当院リハビリテーションチームと強く連携し早期離床を始めとする早期社会復帰を念頭に置いた心臓血管外科手術を実践して参りました。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患	15	2.13	2.71	0	75.93

領域全般の診断と治療、外来小手術、眼鏡処方、レーザー治療など幅広く行っています。高い精度のもと、的確な診断と治療を提供しています。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030250xx991xxx	睡眠時無呼吸	136	2	2.03	0	54.74
030400xx99xxxx	前庭機能障害	-	-	4.92	-	-
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎	-	-	5.71	-	-
030390xx99xxxx	顔面神経障害	-	-	9.01	-	-
030240xx01xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎	-	-	8.50	-	-

めまい、難聴、扁桃炎など耳鼻咽喉科全般診療をはじめ、当院では睡眠時無呼吸症候群の精査も積極的に行っており、呼吸器内科・歯科口腔外科にて連携を図りそれぞれの患者様に合わせた診療を行っております。当院は高齢の患者様も多く、補聴器専門外来や嚥下機能評価にも力を入れております。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍	111	2.02	2.50	66.24
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍	39	3.92	7.02	67.64
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症	35	7.26	13.14	73.11
110080xx01xxxx	前立腺の悪性腫瘍	19	11.37	11.63	67.42
110200xx97xxxx	前立腺肥大症等	13	2.46	8.14	78.08

前立腺針生検は全身麻酔下に無痛で一泊入院で行っています。前立腺癌の根治手術はミニマム創内視鏡補助下手術で１０日間入院、膀胱腫瘍の経尿道的切除は3～5日間の入院です。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030250xx991xxx	睡眠時無呼吸	91	2	2.03	0	52.85
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍	15	2.53	3.30	0	63.6
040110xxxxx0xx	間質性肺炎	14	14.57	18.42	7.14	76.57
0400801499x002	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）	-	-	15.86	-	-
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎	-	-	20.57	-	-

昨年と同じく１位は睡眠時無呼吸でした。耳鼻咽喉科・歯科口腔外科にて連携で診療を行っています。
２位肺悪性腫瘍、３位間質性肺炎に関しては専門医師が常勤しています。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx9910xx	狭心症、慢性虚血性心疾患	63	3.21	3.06	0	70.3
050070xx01x0xx	頻脈性不整脈	55	3.22	4.79	0	62.24
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患	54	4.11	4.36	0	69.67
050050xx9920xx	狭心症、慢性虚血性心疾患	27	3	3.27	0	72.78
050130xx9900xx	心不全	11	20.55	17.35	9.09	78.09

主に狭心症、心筋梗塞、不整脈、心不全、閉塞性動脈硬化症の検査・治療を行っています。

腎臓外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110280xx02x00x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全	29	5.38	7.87	0	69.21
110280xx02x1xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全	-	-	34.08	-	-
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎	-	-	20.57	-	-
050050xx9910xx	狭心症、慢性虚血性心疾患	-	-	3.06	-	-
050190xx9701xx	肺塞栓症	-	-	34.67	-	-

対象はほとんどが透析患者または末期腎不全患者です。腎不全に対する外科治療である腎不全外科を行います。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

内分泌内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症	39	19.36	13.14	5.13	85.44
10007xxxxxx1xx	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）	21	14.05	14.41	0	61.81
0400800499x01x	肺炎等（市中肺炎以外かつ75歳以上）	20	22	21.39	5	88.8
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎	19	23.37	20.57	15.79	86.21
0400800499x00x	炎等（市中肺炎以外かつ75歳以上）	13	27.38	18.63	7.69	90.69

多職種（医師、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、理学療法士）で構成されたチームによる、糖尿病教育治療入院をしております。また、他科で入院中の患者様の血糖コントロールや内分泌疾患（甲状腺、副甲状腺、副腎、下垂体、電解質異常など）を主科と連携し積極的に併診をしております。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）	162	2.01	2.65	0	58.76
060020xx04xxxx	胃の悪性腫瘍	46	6.96	7.96	0	70.63
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎	29	7.41	9.21	0	79.07
060035xx03xxxx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍	25	5.96	6.78	0	62.24
060350xx99x00x	急性膵炎	17	9.29	10.64	5.88	57.18

主として消化管全般（胃・大腸・食道）の内視鏡治療を行っています。胆管炎・膵炎は長い入院日数とならないように努めて診療しています。膵炎が重症化した場合は、3次救急病院と連携して治療をしています。

消化器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）	81	5.11	4.74	1.23	65.43
060335xx02000x	胆嚢炎等	48	6.48	7.11	0	58.75
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）	34	2.15	2.65	0	62
060150xx03xxxx	虫垂炎	31	5.77	5.4	0	38.1
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）	30	5.83	6.25	0	58.27

診療範囲は、消化器系（消化管及び肝胆膵）を中心として婦人科を除いた腹腔内臓器全般の疾患を担当し、一般外科も診療範囲としています。鼠経ヘルニアや虫垂炎、悪性腫瘍に対しても手術、化学療法、緩和治療と幅広く治療を行っております。

総合診療科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症	28	12.79	13.14	3.57	73.71
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎	24	16.54	20.57	20.83	90.08
080010xxxx0xxx	膿皮症	15	16	13.07	13.33	72.73
180030xxxxxx0x	その他の感染症（真菌を除く。）	-	-	10.47	-	-
0400800499x01x	肺炎等（市中肺炎以外かつ75歳以上）	-	-	21.39	-	-

風邪など特定の診療科によらない患者様を対象とする診療科です。症状や状態から、精密検査や専門的治療が必要と判断された場合には、当院の適切な診療科に移して専門治療を行っています。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

乳腺外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx010xxx	乳房の悪性腫瘍	26	11.08	10.15	0	60.23
090010xx02xxxx	乳房の悪性腫瘍	20	5.85	5.88	0	55.7
090020xx97xxxx	乳房の良性腫瘍	16	2.19	4.10	0	41.75
090010xx99x0xx	乳房の悪性腫瘍	-	-	9.61	-	-
090010xx97x0xx	乳房の悪性腫瘍	-	-	6.37	-	-

乳腺全般（乳腺症、繊維腺腫、乳腺炎、葉状腫瘍、乳管内乳頭腫、乳がんなど）を診察しております。中でも乳がんの診療に重点を置いて取り組んでいます。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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	初発					再発	病期分類基準（※）	版数
	Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明	再発	病期分類基準（※）	版数
胃癌	55	6	4	3	0	5	1	8
大腸癌	22	18	27	23	1	29	2
乳癌	26	18	2	1	5	3	1	7,8
肺癌	17	3	13	35	2	2	1	8
肝癌	1	1	2	4	0	2	2

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

5大がんと呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者様を、初発のUICC病期分類別、および再発に分けて集計しています。UICC病期分類とは、UICC病期分類国際対がん連合によって定められた①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つのカテゴリによって各がんをⅠ期（早期）からⅣ期（末期）の4病期（ステージ）に分類するものです。「初発」とは、当院において当該腫瘍の診断、あるいは初回治療を実施した場合を指します。「再発」とは当院・他施設を問わずに初回治療が完了した後、当院にて患者様を診察した場合や、がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
初発患者数について、当院では胃癌が最も多く、続いて大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の順となっております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	10	9.2	57.1
中等症	57	17.81	83.02
重症	25	21.56	87.12
超重症	5	20.4	83.8
不明	0	0	0

定義：市中肺炎の定義として、DPCデータの入院契機病名および最も医療資源を投与した傷病名が肺炎（DPCコード6桁が040080に相当）で、さらにその中でもICD-10コードがJ13～J18（肺炎レンサ球菌による肺炎、インフルエンザ球菌による肺炎、その他肺炎）で始まるものとしています。

当院はいくつかの老健施設へのサポート体制があり、軽症から超重症まで幅広く紹介され対応しています。
HCU（高度治療室）を設備しており、重症患者に対しても対応が可能です。
患者数は中等度が最も多く、平均年齢は中等度以上で80歳以上の高齢となっており、高齢になるほど重症になり、入院期間も長くなることが分かります。

脳梗塞の患者数等

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発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	168	25.51	75.64	48.6
その他	11	25.27	78.27	3.35

急性期脳梗塞治療は時間との戦いでもあり、tPAの投与、血栓回収（血管内治療）、開頭しての血栓除去術、急性期のバイパス術、血栓内膜剝離術など、あらゆる戦略を用い積極的な治療を行っています。

診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）

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整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0821	人工関節置換術（膝）	164	1.42	22.55	3.05	71.77
K1423	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（後方椎体固定）	123	1.61	22.85	10.57	69.46
K0461	骨折観血的手術（上腕）	69	6.65	25.54	46.38	84.19
K0811	人工骨頭挿入術（股）	47	7.83	26.43	44.68	83.55
K068-2	関節鏡下半月板切除術	29	1.24	3.66	0	66.24

腰部脊柱管狭窄症に対する後方椎体間固定術、変形性膝・股・足関節症に対する人工関節置換術、外反母趾に対する矯正骨切り術、慢性難治性疼痛（腰部坐骨神経痛）に対する脊髄電気刺激療法などに力を入れています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	31	1.39	19.45	12.9	63
K164-2	慢性硬膜下血腫洗浄・除去術（穿頭）	26	1.77	13.04	15.38	82.15
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他）	16	7.5	28.94	18.75	56.81
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内）	15	0.07	30.07	100	66.2
K6092	動脈血栓内膜摘出術（内頸動脈）	14	6.79	14	21.43	69.43

バイパスを併用した高難度の動脈瘤の治療や、急性期の血栓内膜剥離術も行っており、妥協しない根治性の高い治療を行っているのが特徴です。術中神経機能モニタリングを夜間問わず行い、安全性高い治療に努めています。

呼吸器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5131	胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））	28	4.44	3.68	0	35.07
K5123	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える）	-	-	-	-	-
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	-	-	-	-	-
K513-2	胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術	-	-	-	-	-
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	-	-	-	-	-

当院は健診センターを併設しており、胸部レントゲン２次検の患者様が多く、縦隔腫瘍や肺腫瘍が多く発見されます。近年、胸腺腫や神経原生腫瘍などの縦隔腫瘍や早期の肺がんなど多く発見されており、ほとんどの症例を当院にて手術しております。
ごく早期の１センチ以内の上皮内腺癌や微小浸潤性腺癌を疑う症例は侵襲の少ない肺部分切除、それ以外は区域切除や肺葉切除を行っております。手術は完全鏡視下と胸腔鏡併用のハイブリッド手術の両方を使い分け手術を行っております。入院期間は手術日を含めほぼ１週間です。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ロ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他）	15	0	1.13	0	75.93

白内障に対しての手術である水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他）を中心に手術を行っております。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036イ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	37	0.54	2.38	0	67.49
K843	前立腺悪性腫瘍手術	19	1	9.37	0	67.42
K8213	尿道ステント前立腺部尿道拡張術	11	0	1.36	0	79.27
K773	腎（尿管）悪性腫瘍手術	-	-	-	-	-
K775	経皮的腎（腎盂）瘻造設術	-	-	-	-	-

抗凝固療法を中断できないハイリスク症例に対しては尿道ステント前立腺部拡張術で対応し、陰嚢水腫手術は一泊入院など入院期間の短縮に努めています。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	51	1.61	3.2	1.96	69.94
K5951	経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）	49	1.04	1.29	2.04	63.71
K5952	経皮的カテーテル心筋焼灼術（その他）	-	-	-	-	-
K5463	経皮的冠動脈形成術（その他）	-	-	-	-	-
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	-	-	-	-	-

カテーテル治療およびアブレーションに関して専門医が担当し、精力的に治療を行っています。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

腎臓外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6121	末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純）	19	1.74	4.53	5.26	72.58
K6147	血管移植術、バイパス移植術（その他の動脈）	11	1	4	0	65
K607-3	上腕動脈表在化法	-	-	-	-	-

様々なタイプの透析シャント手術の他にも、透析患者の手術治療や生体腎移植も実施しています。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	144	0.01	1	59.83
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍胃粘膜）	44	1	5.05	70.95
K721-4	早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	29	0.69	4.07	60.45
K7212	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ以上）	27	0.04	1	55.26
K722	小腸結腸内視鏡的止血術	12	0.67	3.67	72.58

消化器内科領域の手術は内視鏡治療が最も重要です。特に大腸ポリープ、早期大腸癌、早期胃癌の内視鏡治療はESD・EMRに代表される専門性の高い治療をハイクオリティで実施しています。

消化器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	86	0.87	6	1.16	60.66
K6335	鼠径ヘルニア手術	60	0.85	3.28	1.67	67.93
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	34	0.06	1.18	0	62.88
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	27	0.76	3.9	0	38.31
K7193	結腸切除術（全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術）	22	6.41	10.82	0	73.32

胆のう炎、胆のう結石症に対する腹腔鏡手術が最も多く、鼠経ヘルニア、虫垂切除が続きます。良性疾患のみならず悪性疾患に対しても患者様の低侵襲化を目指し、腹腔鏡手術を取り入れ、件数が増加しています。

乳腺外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない））	20	0.95	3.9	0	55.7
K4741	乳腺腫瘍摘出術（長径５ｃｍ未満）	12	0	1	0	41.25
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））	-	-	-	-	-
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない）	-	-	-	-	-
K4764	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴う））	-	-	-	-	-

診断、治療（手術、薬物療法）を行っております。乳がんの病期（ステージ）、性質（サブタイプ）、患者様の状態に合わせた集学的かつ個別化医療を実践しています。
※患者数が10未満の場合は、ー(ハイフン)を記入しています。

その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

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DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	0	0
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	14	0.27
180010	敗血症	同一	1	0.02
180010	敗血症	異なる	12	0.23
180035	その他の真菌感染症	同一	1	0.02
180035	その他の真菌感染症	異なる	2	0.04
180040	手術・処置等の合併症	同一	34	0.65
180040	手術・処置等の合併症	異なる	5	0.1

医療の質向上を図る為、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして定義される感染症および合併症の症例数及び発生率を示しております。
当院では、できる限り合併症を防ぐよう努めております。
また、合併症や感染症が発生した場合、各診療科が連携を図り対応しております。

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